億男の映画ネタバレ感想!結末ラストの「お金と幸せの答え」を考察

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2018年10月19日に公開される映画「億男」。

原作は2015年本屋大賞にノミネートされたということで、個人的にすごく気になっていた本です。

 

今回はそんな映画原作の「億男」を読んだ感想とネタバレについて記述していきます。

 

また結末ラストまで、結局のところテーマである「お金と幸せの答え」というものははっきりと明記されていません。

そこで、実際に原作を読んで感じた、僕が思う「お金と幸せの定義」について考察してみました。

 

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億男のあらすじ

突如、億万長者となった図書館司書の、お金をめぐる30日間の大冒険!

 

「お金と幸せの答えを教えてあげよう」

宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。

浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。

だがその直後、九十九が失踪した―――。

 

ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ……。

数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。

人間にとってお金とは何か?

「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?

九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

 

億男のネタバレ感想

~人生に必要なもの。それは想像力と勇気と、ほんの少しのお金さ~

チャップリンの言葉である。

しかし、彼はこのセリフを書く前に約9億円の契約金を手にしていた。

果たして、彼は幸せだったのだろうか。

 

一男は弟の借金を肩代わりし、昼は図書館の司書、夜はパン工場で働いている。

可愛い妻と一人娘のまどかがいるが、借金が原因で別居中。

 

ある日、突然宝くじが当たり、一男は3億円を手にする。

銀行員の脅迫じみた勧誘や宝くじに当たった人間の末路といった体験を目にし、急に大金を手にしてしまったことに恐怖を感じるようになる。

 

そこで、一男は大学時代の親友であり、現在は億万長者となった九十九に相談することに。

ただ九十九とは「お金と幸せの答えを見つけてくるよ」と言われてから、約15年間疎遠になっていた。

 

九十九から「当たった3億円は預金するのではなく全額現金にしておくべき」とのアドバイスを受け、現金3億円を持って九十九のマンションへ向かう一男。

 

一男と九十九はその夜、どんちゃん騒ぎで過ごし、酒に酔ってそのまま眠ってしまった。

一男が目を覚ますと、その部屋から九十九の姿は忽然と消えていた。3億円とともに。

 

 

九十九と3億円の行方を捜すべく、一男はかつて九十九とともに働いていた「十和子」と「百瀬」と「千住」なら何か知っているかもしれないと、3人それぞれのもとへ向かう。

 

3人はいずれも莫大な資産がありながら、金に翻弄される生活を送っていた。

しかし、3人に会うも九十九の居場所は結局分からない。

気が付けば、宝くじが当たってから今まで約30日が経っていた。

 

そんなある日のこと、一男が電車に揺られていると一人の男性がそっと声をかけてきた。

「人間には自分の意志ではコントロールできないことが3つある。それは何かな?」

声の主は九十九だった。

 

「死ぬことと恋をすることと、そしてお金だ。あの日、どんちゃん騒ぎの中で君が教えてくれた」

「正解。だけどお金だけが他の2つと異なることがある。それが何だか分かるかい?」

一男にはその答えがまだ分からなかった。

 

「死ぬことも恋をすることも、人間が誕生する前からそこにあったものだ。だけど、お金だけが人間が作り出したものなんだ。人の信用を形に変えたものがお金なんだよ」

 

宝くじが当たって九十九に相談しに行ったあの日、一男は「お金と幸せの答えが知りたい」と言った。

だから、九十九は3億円とともに一男の前から姿を消すことで、十和子や百瀬や千住に会わせ、お金が人をどう変えるのかを知ってほしかったようだ。

 

~人生に必要なもの。それは想像力と勇気と、ほんの少しのお金さ~

チャップリンの言葉だ。

 

想像力を持ち、世界のルールを知る。そして、勇気を持って、そこに踏み込む。それさえあれば、ほんの少しのお金でも十分に思える。チャップリンの言葉にはそういう意味が込められていたのだろう。

 

「九十九はお金と幸せの答えにはたどり着いたのかい?」

一男が尋ねた。

 

「そうだとも、そうでないとも言える。お金と幸せの答えは、すぐに形を変えていく。それを決めるのは僕らなんだ。だから僕は人を信じるか疑うかのY字路があったら、信じる道を行こうと再び思えるようになった」

そう言葉にすると、九十九は電車から降りて行った。

 

チャップリンはこうも言った。

~死と同じように生きることも避けられない~

だとしたら、僕たちは人生そのもののために戦い、苦しみ、そして生きていくしかない。勇気と想像力とともに。

 

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億男の結末ラストの「お金と幸せの答え」とは何だったのか?

結局のところ、億男の結末ラストでは「お金と幸せの答え」が何だったのか、正確に明記されているわけではありません。

「お金と幸せの答えは見つかったのか?」という一男の問いに対して、九十九が「すぐに形を変えていく。それを決めるのは僕らだ」とあるように、おそらく本を読んだ各々の解釈にゆだねられているのでしょう。

 

つまるところ、チャップリンの言葉がすべてなのだと思います。

~人生に必要なもの。それは想像力と勇気と、ほんの少しのお金さ~

 

「持っているお金の量=幸せの量」とは限らない。

でも、お金がなければ生活はできない。

だからこそ、お金はほんの少しの量で良いのです。

 

あなたはミニマリストという物に執着しない若者が増えているのをご存知でしょうか?

高級車や豪華なマンションに幸せを感じるのではなく、美味しいものを食べる・美しいものを目にする・楽しい時間を過ごす。

そういった形ではない、経験こそを財産だと感じている人たちは急増しています。

 

世界のことを知る想像力と、それに踏み込む勇気。そして、ほんの少しのお金。

まさしくミニマリストの思想と同じような感じだと思うのです。

 

ただ、僕はもう一つもっと大事なものがあると思っています。

それは、「幸せだと感じられる心」。

これこそが、僕が感じた「お金と幸せの答え」です。

 

生活していくうえで、お金からは逃げられません。

僕たちはもっと深くお金について学んでいかないといけないんでしょうね。

 

▼お金のことをもっと深く知ろう

 

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