金田一37歳の事件簿5巻ネタバレと犯人の正体!京都殺人のトリック考察

金田一37歳の事件簿5巻ネタバレ

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金田一37歳の事件簿5巻のネタバレについてまとめています。

また「京都美人華道家殺人事件」の犯人の正体やトリック・犯行手口について考察しています。

 

金田一37歳の事件簿での「京都美人華道家殺人事件」の続きが気になるという人は、参考にしてみてください。

 

関連記事:金田一37歳の事件簿5巻の発売日情報はこちら!

 

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金田一37歳の事件簿5巻のネタバレ

金田一37歳の事件簿5巻ネタバレ

※金田一37歳の事件簿5巻のネタバレを大いに含みますので、ご注意ください

 

金田一37歳の事件簿33話のネタバレ

  • 雁流が何者かに殺害される
  • 犯人は雁流の死体のそばに、とある細工を残す
  • 金田一たちが雁流の遺体を発見する

 

雁流の遺体のそばには、複数の花の上に古い本が置かれていた。

古い本は「赤池流秘伝書」。

ちょうど伏せてあったページには「汚れし花は首を落とし土に還すべし」と書かれている。

 

そして、その本の下には

  • スカビオサ
  • アリウム
  • 紫ヒヤシンス
  • シオン

の4種類の花が置かれていた。

 

金田一37歳の事件簿34話のネタバレ

  • 雁流の遺体のそばにある花と本は、遺書に見立てた犯人の細工
  • 金田一は、あのリベンジ画像の場所が京都のホテルだと気付く
  • リベンジ画像に映る女性は、桜子ではなく薫子だった

 

雁流のそばに置かれた4種類の花には、「裏花言葉」があった。

  • スカビオサ:「私は全てを失った」
  • アリウム:「無限の悲しみ」
  • 紫ヒヤシンス:「許してください」
  • シオン:「さようなら」「死」

 

裏花言葉の意味から遺書のようなものと受け取れる。

しかし、金田一は犯人による偽りの遺書だと説明。

 

もともと雁流は陶芸家で、華道は先代が亡くなり呼び戻される形で継いだもの。

秘伝書も深くまで読み込んではいなかった。

そんな雁流が、秘伝書の言葉通りに殺害し、花言葉で遺書を残すような真似はしないと。

 

さらに、遺体のそばに残された花は、もともと保管庫にあったもの。

保管庫の扉からは雁流の指紋は検出されなかった。

自殺をする人間が、わざわざ指紋を気にするとは思えない。

 

つまり、遺書は真犯人によって偽られたものだということ。

 

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金田一37歳の事件簿「京都殺人」の犯人の正体

ここからは金田一37歳の事件簿「京都美人華道家殺人事件」の犯人の正体を考察しています。

予想が含まれていますので、あらかじめご了承ください。

 

金田一37歳の事件簿「京都美人華道家殺人事件」の犯人の正体は黒樹左京ではないかと予想します。

 

その理由は、「黒樹左京」の右腕です。

犯人は殺害する直前に薫子に腕を強く噛まれています。

つまり、腕の傷が犯人を特定するカギになるわけですね。

 

で、実際に黒樹左京が登場しているシーンを見ていきます。

 

▼第一の殺人:桜子殺害直後の黒樹左京

金田一37歳の事件簿犯人

黒樹左京がハエたたきを振りかぶるシーンです。

このときは、まだ腕を噛まれる前なので、当然傷はありません。

 

▼第二の殺人:薫子殺害後の黒樹左京

金田一37歳の事件簿犯人

薫子の遺体発見直後に、黒樹左京が警察に電話をかけるシーンです。

先ほどのシーンでは付けていなかったはずの黒い布のようなもので右腕を隠しています。

このとき、すでに犯人の右腕には薫子に噛まれた傷跡が残っているはずですね。

 

▼雁流が発言した「サイコ」の意味

金田一37歳の事件簿犯人

薫子が殺害されたときに雁流は発した「サイコ」という言葉。

異常とも言える犯行に、「サイコパス」という意味とも受け取れますね。

 

しかし、ここでの「サイコ」というのは、柴胡(さいこ)という花のこと。

漢方薬として使われ、解熱・抗炎症・鎮痛・解毒薬としての効用が認められています。

犯人は薫子に噛まれた傷口を柴胡を使い、治療していたと考えられますね。

 

柴胡は特異な匂いを持つ花です。

雁流が「サイコ」という発言をする前に、咳き込んでいたのも柴胡の匂いのせいと思われます。

 

この雁流の発言の直後に、犯人は「やむを得ない」と第三の殺人を計画していますね。

犯人の正体を突き止める大きな手掛かりとなる腕の傷を悟られないために、3人目の被害者として犯人は雁流を殺害したわけです。

 

ちなみに、第二の殺人で薫子の首を落としたのは、鑑識に悟られないため。

腕に付いた傷と歯型を照合されれば、自分が犯人だとバレてしまいます。

そして、強く噛んだ口の中には、犯人の皮膚なども残っているはずですね。

そういった証拠を残さないために、犯人は薫子を見立て殺人になぞらえたと思われます。

 

▼第三の殺人:雁流殺害後の黒樹左京

金田一37歳の事件簿犯人

雁流殺害後に、保管庫の温度を調節する黒樹左京です。

このシーンでも右腕を隠しているのが分かりますね。

 

一般的に着物を着る際は、インナーは見えないようにするというのが一般的です。

それを華道家の黒樹左京がしているというのに、若干の違和感を感じますね。

 

なので、京都美人華道家殺人事件の真犯人は黒樹左京ではないかと予想します。

 

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金田一37歳の事件簿「京都殺人」のトリック

金田一37歳の事件簿「京都美人華道家殺人事件」のトリックや犯行手口について考察しています。

予想が含まれていますので、あらかじめご了承ください。

 

第一の殺人トリック

被害者の足跡しかない枯山水で発見された桜子の遺体。

 

その犯人は薫子ではないかと予想します。

金田一ではよくある、共犯ではなく別々の犯人がいたパターンですね。

 

そもそも薫子には不自然な発言が多々あります。

 

殺害される3日前に桜子と会話をした

→2人には会話できるタイミングは少なかった

→元々2人の仲は冷めきっていた

 

足跡の消失トリックは、枯山水の砂を一部固めて足跡が付かないようにしたのではないかと推測します。

最近では、このような砂を固めるための接着剤も販売されているようです。

 

この接着剤を使えば、毎回砂の手入れをする必要もなく、砂の飛散を防ぐことができるんです。

こういった接着剤を使えば、枯山水の砂を一部固めて、足跡を残さずにわたることも可能ですね。

 

枯山水の中央まで桜子さんを担ぎ、固めた砂の上を渡る。

桜子さんを殺害したあとは、わざと足跡を残してその場を立ち去る。

 

桜子さんが殺害されたあとに、薫子さんが自ら枯山水の手入れを申し出たのも砂を固めたことがバレないようにするためでしょう。

 

第二の殺人トリックと首の隠し場所

首のない状態で発見された薫子の遺体。

未だに薫子の首は発見されていません。

 

ここからの殺人事件の犯人は黒樹左京ではないかと予想します。

その理由は上記でネタバレ考察した通りですね。

 

気になるのは、薫子の首の隠し場所についてです。

金田一と刑事の会話より、薫子の首は枯山水の庭に埋めたと推測する2人。

しかし、それを聞いた犯人は「ますます好都合だ」と話す描写がされています。

ということは、薫子の首の隠し場所は枯山水ではないと予想できますね。

 

では、薫子の首は一体どこに隠されたのか。

薫子の首の隠し場所は、雁流の花器の中ではないかと予想しています。

 

2つの部屋にはデザインが対になっている花器が2つありましたね。

▼富士の花器

金田一37歳の事件簿ネタバレ

 

▼逆さ富士の花器

金田一37歳の事件簿ネタバレ

 

富士の花器を逆さにすると、逆さ富士の花器と見た目は全く同じになります。

おそらく犯人は薫子の首をかぶせるように、富士の花器を逆さに置いて隠したのでしょう。

 

薫子の遺体が発見された部屋が荒らされていたのは、2つの花器を見比べられないようにするため。

逆さ富士の花器を壊してしまえば、花器を逆に置いているとは気付かれにくいですからね。

 

▼薫子の遺体発見後の花器

金田一37歳の事件簿ネタバレ

部屋を荒らされた後に残っているのは、逆さ富士の花器です。

おそらく本来は「逆さ富士」ではなく「富士」で、この中に薫子の首を隠しているのでしょう。

 

ちなみに、赤池家の花器はすべて雁流の作品。

「花器に触れると雁流に怒られる」というのも、首を隠すのに最適な場所と言えます。

 

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