「会話が初対面の人と続かない」。
こんな悩みを抱えている人は、かなり多いのではないでしょうか?
何を隠そう、実は僕もそんな悩みを抱えていた一人でした。
なので、その気持ち。すごく分かります。
初対面の人と会話をするってなったときって、何を話したら良いのか分かりませんよね。
だって、相手のことを何も知らないわけですし。
でも、無言のままだとかなり気まずい。
何か話さなきゃって焦れば焦るほど、何も会話が思いつかないんですよねー。
相手が気を遣って話しかけてくれても、
「そうですねー。」とかしか返せないと、心の中で「俺のバカ野郎おおお!」って叫びたくなるんですよ。
で、今はどうなのかっていうと、自分で言うのもなんですが、初対面の人が相手でも10分~15分程度なら余裕で話せちゃうくらいになりました。
そこで、僕がどうやって初対面の人との会話を楽しめるようになったのか、その経緯と僕が実践したコツを紹介していきます。
是非僕と同じように初対面の人との会話が苦痛だという人は参考にしてみてくださいね。
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きっかけは会社の上司のアドバイス
当時は「人見知り」という言葉を擬人化したような性格の僕ですが、不思議と自然と話せるって人がいたんですよ。
それが会社の上司の一人、Kさん。
仕事が出来て、部下からの信頼もすごく厚い。一言でいえば、理想の上司って感じなんです。
部下の面倒見も良くて、僕も何度か飲みに誘ってくれたり。
その日も、その上司に誘われて会社近くの居酒屋で2人で飲んでたんですよね。
で、僕も結構お酒が入っちゃってて、「初対面の人との会話が苦手なんです」って、ぽろっと悩みを言っちゃったんですよ。
そのときに上司が教えてくれたコツっていうのが、自分の中でビビッときたっていうか、これなら僕でも出来るかも。みたいな。
なんだ、会話上手な人がやってることって意外と単純で簡単じゃん、って思っちゃったわけです。
その中でも、是非おすすめしたいコツを3つ紹介していこうと思います。
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相手の会話にしっかりとリアクションする
え、そんなこと?って思われるかもしれませんが、これがかなり重要なんですよ。
例えば、以前の僕だったら、「そうなんですねー」の一言だけ。
その時点で、はい、会話終了ですよ。
このリアクションをするっていうのは、話し相手が「もっと話したい」って気持ちにさせるってことなんです。
自分が話したことに対して、「そうなんですねー」とそっけない返事をされたら、相手はどう思うでしょうか。
「自分の話、つまらなかったかな?」「相手はあまり興味なさそうだな」って思っちゃうはず。
これでは、会話はなかなか続きませんよね。
では、どのようなリアクションをすれば良いのかというと、プラスのリアクションです。
- 「なるほど!それは知りませんでした!」
- 「面白いですねー!その話、もっと聞かせてくださいよ!」
上記のような返し方なら、どうでしょう?
相手の気持ちがプラスになる言葉を使って、話を盛り上げているのが分かりますね。
ここで必ず注意したいのが、決して相手に対して、否定的な言葉を使ったり反論したりしないことです。
相手がマイナスな発言をしたとしても、それをプラスに変えるような発言をしていくことも大切ですね。
例えば、
相手「最近仕事が忙しくて大変なんですよ…」
自分「羨ましいことじゃないですか。奥さんも喜んでるんじゃないですか?」
相手「まあ、そうですねえ」
自分「それに、今の企画が成功したら大手柄ですよ」
相手「言われてみたら、そうですね!」
ってな感じです。
このコツの良いところって言うのが、自分の話をほとんどしていないってことです。
実は、僕が会話上手だと思っていた人ほど、意外と自分の話ってしていないんですよね。
やっていることは、相手の話を中心にして、それについてリアクションしたり質問したりしているだけ。
自分の話はおまけ程度で、相手の話のみで会話をしているんです。
不思議なことに、たったそれだけで会話が和やかに弾んでいるんですよ。
会話が苦手だと思っている人は、「話さなきゃいけない」って思いがちです。
ですが、そうではなくて、相手に話してもらうっていうことを意識してやってみるといいかもしれません。
会話上手は言葉だけに頼らない
会話上手な人ほど言葉だけに頼らず、できるだけ言葉以外のものを使って伝える工夫をしています。
これ、すごく意外ですよね。
具体的にどういったことかというと、例えば写真なんかがそうです。
「最近ネコを飼い始めたんですけど、すごく可愛いんですよ」と言いながら、スマホで撮った写真を見せるとかですね。
これなら口下手な人でも、いろんな情報を一度に相手に伝えることができます。
話し相手も言葉だけよりもリアクションがしやすいですしね。
「毛がふわふわしてて、可愛いですね」とか「ペルシャ猫を飼われているんですね」とか。
画像一枚見せるだけで、飼っている猫の種類だったり表情や毛並みの良さまでも相手に伝えることができるんですよ。
その他にも、動画なんかもおすすめです。
飼っている猫と遊んでいる動画や昼寝している猫の動画とか。
動画を相手が見ている間は、特に無言でも気まずい雰囲気になりませんしね。
言葉はあくまで相手に何かを伝えるための記号に過ぎません。
話すのが苦手なら、言葉以外のものを使って相手に伝えれば良いんですよ。
この方法は本当にいろんな場面で使えるので、是非実践してみてくださいね。
名刺交換だけで会話が盛り上がる
ビジネスの場で初対面の人同士なら、必ずといって良いほど行われる名刺交換。
実はこの名刺っていうアイテムは、話題の宝庫なんです。
これを有効に使わない手はありません。
必ず行うのは、相手の名刺を見て、名前をフルネームで読み上げるということ。
たったこれだけ。めちゃくちゃ簡単ですよね。
これにはちゃんと理由があるんです。
相手の名前を読もうとするときに、難しい漢字や読めない名前の人とかいますよね。
その際には失礼と思わず、相手に名前を聞きましょう。
後々になって、相手の名前を間違えて読んでしまう方が失礼ですからね。
自分「すみません、これは何とお読みするんですか?」
相手「○○○○と読むんです」
自分「これで○○○○と読むんですか!珍しいですね」
相手「そうなんですよ。あまりいないみたいですね」
この名前の確認だけで、自然と会話が成立しちゃうんです。
最初のうちにある程度の会話を交わしておくことで、その後の会話もスムーズに行えますしね。
それにどんなに読める名前だと思っていても、実は違う読み方だったなんてこともあります。
例えば、「堀田さん」。
「ほりた」だと思っていても、実は「ほった」だったりとか。
一度相手に確認しておくことで、その後に読み間違える心配はなくなります。
さらに、会社によっては名刺にさまざまな情報を載せているところもあります。
「会社情報」や「事業内容」、「趣味」なんかですね。
これらを見つけたときは、会話の大チャンスです。
- 「こんなに全国に支店があるんですね!」
- 「珍しい事業ですね。具体的にどんなことをされているんですか?」
- 「釣りが趣味なんですね!海ですか?川ですか?」
などなど。
話題に使えると思ったものは、とことん使っちゃいましょう。
そもそも名刺に乗せているということは、少なからず相手もそのことに触れてほしいもの。
こちらから質問すれば、「待ってました!」と言わんばかりに話してくれますよ。
せっかく相手から頂戴した名刺ですから、フルに活用してみては?
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